四代目会長(第11回生)
 農学博士 兵頭 勲
経歴
 昭和35年(第11回生)卒業、同年東京農業大学に入学、大各院で農学研究科畜産を専攻、卒業後私立駒沢学園女子高校で生物の教鞭をとっていたが、「日本の農業を見捨てることへの抵抗感から農業に携わる仕事がしたい」と東京都の職員になる。畜産試験場では研究員として養豚を担当、環境畜産部長、畜産試験場長を経て平成14年3月退職。その後、東京都農業会議、民間会社の役員を歴任し退職、現在に至る。日本養豚学会理事会推薦評議員、日本畜産学会員、日本動物遺伝育種学会員。著書「江戸・東京暮らしを支えた動物たち」共著、「農業用語大辞典」共著、「畜産大事典」共著他、学会誌、雑誌等に著作多数。  東京野村会の役員、平成16年〜25年の9年間会長を歴任。
 人物   
 野村町前石の出身、温厚実直で意志の強い人、大学の初代学長横井時敬氏の「稲の事は稲に聞け農業のことは農民に聞け」や「農学栄えて農業亡ぶ」の理念を実践した人。観念論を排して実際から学ぶ姿勢を重んじ教員から畜産の振興に貢献したくて養豚の道に進まれ、その道の第一人者、農学博士となる。  功績は、PSE(ムレ)肉の生理遺伝研究、系統豚エドの研究開発、TOKYO−X豚の研究開発など功績多数。  氏は、野村高校時代、研究者になることが夢で、ある日先生に打ち明け、励ましの言葉を胸に研究員となり、目先の養豚技術の中から困難とされる技術を克服する研究を続けた。そして「仕事の中から書いた論文で学位を取ることが出来た」と言う。  趣味は山歩き、日本アルプスの他、日本百名山も大半を踏破された模様。  野村高校畜産科に新種の豚の開発を指導して現在野村町で製品化が進んでいる。編集者の私は高校の学祭で試食したが豚肉と思えない美味しい肉であった。  また、平成24年6月朝日放送のテレビ「学びEye」「これぞ『東京の味!』世界に胸を張って自慢できるうまいモノ紹介、YOKYO−X」に出演されたが有名料理人の絶賛を浴びた。東京でも有名店しか販売されていないので、兵頭氏から送って頂いて試食したが豚の霜降り肉は絶品であった。